花の撮影レビュー TAMRON 17-70mm F2.8 (Model B070) FUJIFILM Xマウント用

花の撮影レビュー TAMRON 17-70mm F2.8 (Model B070) FUJIFILM Xマウント用 FUJIFILM X-T2
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TAMRON 17-70mm F2.8 (Model B070) FUJIFILM Xマウント用の概要

TAMRON 17-70mm F2.8 (Model B070) FUJIFILM Xマウント用をFUJIFILM X-T2やX-T30に装着して花撮りレビューです。

F2.8通しで使えるズームレンズで少々大柄なレンズではありますが35mm換算で25.5mm-105mmまで使えるレンズで普段撮りに重宝しているレンズです。

X-T2に付けてれば少し大きいレンズだなくらいの感覚で使えています。X-T30に付けるとレンズでっかちな感じになります。

TAMRON 17-70mm F2.8 (Model B070) のサイズは最大径74.6mm、長さ119.6mmで重量は530gです。

TAMRON 17-70mm F2.8 (Model B070) FUJIFILM Xマウント用の製品紹介は以下です。

TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)は、APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応の富士フイルムXマウント用の大口径標準ズームレンズです。目指したのは、ワイドレンジと高画質の両立。

APS-C対応の標準ズームレンズとして世界で初めてズーム比4.1倍の焦点距離17-70mm(35mm判換算25.5-105mm相当)、大口径F2.8を実現しています。

また、本レンズではタムロン独自の手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)を搭載。AI(人工知能)テクノロジーを活用することで、従来のVC機構に比べて動画撮影により配慮した補正効果が得られます。

サイズはAPS-Cサイズミラーレスとの相性を考慮し、VC機構を搭載しながらも軽量・コンパクトを実現。デイリーユースはもちろん、荷物の負担を減らしたいアウトドアシーンにもおすすめです。

AF駆動には静粛性を誇る、高速・精密なステッピングモーターユニットRXD (Rapid eXtra-silent stepping Drive)を搭載。さらに動画撮影時に発生するフォーカスブリージングを抑えています。

この他にも最短撮影距離は広角端0.19m、望遠端0.39mを達成したほか、簡易防滴構造や防汚コートを採用するなど、Model B070は快適な撮影をサポートする機能を充実させています。いつもの日常から、遠く離れた地への旅まで。新たな出会いや発見の数々を、どこまでも繊細に描き抜きます。

 

レンズの最新価格は以下を参照してください。記事を書いてる時点で新品で8.5万前後、中古で7.5万から8万くらいですので、価格差的には新品で購入した方がお得かもです。

 

花の撮影レビュー TAMRON 17-70mm F2.8 (Model B070)

菜の花のようなお花の全景をF4.0の絞りで優先で撮影してます。ふわっと優しくボケてくれてお花を撮るのにも良い感じのレンズです。

撮影データ:1/1600S F4.0 レンズ焦点距離57mm

LT2-B-XT2F0942

 

TAMRON 17-70mm F2.8 (Model B070) の最短撮影距離は広角端0.19m、望遠端0.39mと被写体にかなり寄って撮れます。最大撮影倍率は0.21倍です。

上の写真の花に寄ってとりと、こんな感じのズームアップもレンズ1本でこなせてしまいます。F2.8の絞り開放でとってもズームレンズとしてはかなり綺麗にボケてくれて、ふわっとした感じを出すのに花の撮影と相性も良いレンズです。絞り羽根は9枚で円形絞りです。

ふわーっとした表現が出せるレンズだけに、これからの春の桜を撮るのにも、このレンズはとても良いのではと思います。

撮影データ:1/1800S F2.8 レンズ焦点距離70mm

LT2-B-XT301236

 

クリスマスローズです。地面すれすれから撮っています。防汚コートが付いているレンズですし簡易防滴構造も付いてるので、あらゆるシーンの使い方にある程度考慮してくれてます。

撮影データ:1/640S F3.5 レンズ焦点距離70mm

LT2-B-XT301245

 

F3.5で少し絞ってあげてますが、八重のクリスマスローズの花びらを綺麗に映し出してくれてます。F2.8で開放だと少しふわっとしますが、少しだけ絞るとボケとくっきりと良い感じ撮れますね。

撮影データ:1/1500S F3.5 レンズ焦点距離70mm

LT2-B-XT301247

 

手前のスズラン水仙(スノーフレーク)と背景の水仙やクリスマスローズが光と影の状態ですが、白い花が浮き出て綺麗に雰囲気綺麗に撮れています。

背景が影になるような場所で花を撮ると、被写体にしている花が浮き出るので、それはそれで良い感じに撮れることが多いです。

撮影データ:1/400S F4.0 レンズ焦点距離70mm

LT2-B-XT301268

 

TAMRON 17-70mm F2.8のAF性能

F4.0で前ボケと後ボケです。白いアネモネの花に焦点合わせてます。TAMRON 17-70mm F2.8 (Model B070)で最新ファーム(2024/03時点)で使用している限りAFは、標準レンズに比べAFが少し弱いとか甘いとか感じることがないことはないのですが、概ね遜色なく使えるレベルにはなっていると感じています。感覚的には85点くらいです。

AF-Cで電車などの動体を追随させて撮っても問題なく使えていました。

撮影データ:1/900S F4.0 レンズ焦点距離70mm

LT2-B-XT301272

 

TAMRON 17-70mm F2.8はスマホと使い分けできるレンズ

とんがった性能のあるレンズではないのですが、少なくともスマホ(Google Pixel 6a)で撮影とは使用用途を分けて撮れるだけの解像度、ボケ味を持っているので、カメラを使って撮りたい時に使えるレンズです。いわゆる便利ズームや安いレンズとは違ってコスパと解像度、ボケ味などすべてにおいて高いレベルでバランスの良い標準レンズなので、スマホときっちり使い分けできるレンズだと感じています。

ムスカリを少し距離を置いてF2.8で撮ると若干甘いような感じにも感じます。ちょこっと絞るくらいがふわーっとした感じを強調したい時以外は良いかと思います。

撮影データ:1/1000S F2.8 レンズ焦点距離70mm

LT2-B-XT301244

 

TAMRON 17-70mm F2.8とXF18-55mmの使い分け

XF18-55mmとの使い分けは、より近づいて撮影したい時や望遠側がやや欲しい時、ふわっとした味わいが欲しい時、室内や暗い場所での撮影などは、TAMRON 17-70mm F2.8を持ち出してます。手ブレ補正のVCがかなり強力に効いているのが判るので、その点もシャッター速度稼げない暗い場所などでの撮影に便利です。

XF18-55mmは、広角側の解像がより欲しい時、コンパクトにレンズを抑えたい時などに持ち出してます。今はお出かけや旅ではTAMRON 17-70mm F2.8が8割くらい持ち出しで、残り2割がXF18-55mmみたいな使い分けになってます。

にょきっと出てきたムスカリの花を接写で撮れるレンズなので、簡易マクロ的にもやっぱり便利いいレンズですよね。

撮影データ:1/850S F4.0 レンズ焦点距離70mm

LT2-B-XT2F0950

 

TAMRON 17-70mm F2.8の他の撮影レビュー

ペットの犬の撮影にTAMRON 17-70mm F2.8を使用してみた時のレビューです。犬やポートレートなどの撮影に、このレンズはとてもおすすめです。

 

夕方から夜にかけて、暗い場所での撮影にTAMRON 17-70mm F2.8を使用してみた時のレビューです。手ぶれ補正VCは、このような撮影時に重宝しています。

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