DJI Osmo Mobile 7P の スマホ用ジンバルを購入レビュー
DJI Osmo Mobile 7P の スマホ用ジンバルを購入してみたのでレビューしてみます。
簡易3脚と自撮り棒にもなる延長ロッド付きのジンバルです。
専用アプリからのトラッキングを始め、ジェスチャーでのトラッキング(自動追尾)や撮影にも対応しています。
主なDJI Osmo Mobile 7Pの特徴は以下です。
・第7世代手ブレ補正技術とActiveTrack 7.0を搭載
・堅牢な三軸手ブレ補正機能
・インテリジェント追尾機能
・延長ロッド&三脚内蔵
・10時間バッテリ駆動&スマホ充電
・クイック収納&クイック起動
・照明機能搭載
購入時の価格は1.8万ほどでした。最新価格は以下を参照ください。
Androidでの利用【専用アプリ DJI Mimoを使用】
iPhoneだけでなくAndroidにも対応してます。ただAndroidの場合、DJIの専用アプリ「DJI Mimo」がGoogle PlayストアからDLできないです。
iPhoneの場合、App StoreからDLできます(なぜ?)
DJIはドローンで世界1位の企業で日本でも多く使われていますが、一応中国のアプリを企業サイトからDLになるのでサブスマホ(motorolaのmoto g52j 5G)で使うことにしました。
motorolaのmoto g52j 5Gへのアプリのインストールや操作性は特に問題なく使えてます。
Bluetoothで接続し録画、ズーム、トラッキング等の操作にも対応してくれています。
ただiPhoneだとジンバルに合わせてアプリが自動起動してくれるような設定も可能なようですが、Androidではアプリの自動起動には対応してません。
犬へのトラッキング
こむぎ(チワワ・犬)に合わせると緑枠で囲んでトラッキング対象(自動追尾対象)として自動認識もしてくれています。専用アプリを使えば犬でもトラッキング可能です。
スマホの下につけている多機能モジュールが専用アプリを使わなくてもトラッキング等をしてくれるので、標準のカメラアプリでもある程度使えます。
ただし、多機能モジュールのトラッキングは人物に限定されているようで犬とかにはトラッキング動作してくれないです。
将来的にファームの更新等で対応してくれると嬉しいですけどね。
犬へのトラッキングのお試しです。三脚だしてジンバルをテーブルの上へ立てた状態で撮影しています。
概ね犬に合わせてれば追ってくれます。ただ方向によっては身体を追って顔が外れるとか、手で遊んでたら手に引っ張られることもありますね。
部屋の中で犬がスタスタ歩いてカメラの前を横切るようなのをジンバルのトラッキングだけで追うのは厳しいみたいです。手で持ってある程度そっちの方向にジンバル向ければ追いかけて行ってくれる動きはできます。
自分のXですので良かったらフォローもお願いします。
すぐスイッチOFF
ジンバルでこむぎを追わせてるので、両手つかえるのは良いですね#ジンバル #チワワ#犬好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/aA3mPjnvIp
— こむぎの親 (@vfr800r2) June 3, 2025
DJI Osmo Mobile 7Pの操作 早見表
DJI Osmo Mobile 7Pで自分が通常使いそうな操作の早見表です。
なかなか操作になれるまで機能が多くて大変な感じです。
■ジェスチャー操作
パー:顔トラッキング(多機能モジュール 緑点灯)
ピース:録画 開始・停止
⌊ ⌋(親指と人差し指で囲む感じ):撮影位置調整
■左の回転ダイアル
ダイアル:ズーム操作&AF操作
1回押し:AFとズーム操作の切り替え
ズームの長押し:ライトON/OFF(ダイアルで光量)
1回押し:ライトの色温度変更に切り替え
■背面トリガ
トリガ1回押し:トラッキング有効・無効(目立つ被写体を追う)
トリガ2回押し:再センタリング
トリガ3回押し:スマホの前後回転
トリガ押したまま:ロック(ジンバルの方向が変わらなくなる)
■回るボタン
回る3回押し:写真・ビデオ切り替え
回る2回押し:スマホ縦・横方向切替
回る1回押し:前・後カメラ切り替え
■Mモードボタン
Mを押す都度に以下が切り替わる
・PTF:水平は保たれ縦横は付いてくる(通常利用)◯2つ記号マーク点灯
・PF:水平は保たれ横だけ付いてくる(歩き時や水平移動時)◯1つ記号マーク点灯
※他2モードあり
Mを長押し:電源OFF
M2回押し:スマホの充電ON/OFF
DJI Osmo Mobile 7P 犬と登山で利用レビュー
DJI Osmo Mobile 7Pを持って犬との超低山登山でスマホ用ジンバルを使ってみました。
階段や山道を犬といっしょに歩いて撮ったりするのは揺れが押さえられてていい感じです。
ただ延長ロッドを伸ばして歩いてる犬を下から撮ったらいいなーと思ったんですけど、なんか向きを上手く1人で合わせるの難しいですね。2人居たら簡単そうですけど。
延長ロッドを伸ばしているとスマホの画面が見えにくいので、犬にカメラ向けてトラッキングを有効にすればジンバルが犬の方を追ってくれているのでなんとなく撮れてるよね?って感じで撮ってました。
人に対してのトラッキングはかなり強いですが、犬に対してはそこまででないかなーって感じです。
あと全ての揺れを軽減できるわけではないので、なるべく揺れないように撮ってあげる必要はありますね。
どのくらいまでの揺れや傾きを許容してくれるのかや、良い操作方法は、これからもっと勉強して慣れて行く必要は感じました。
いろんな撮影方法などが増えて、買って損は無い楽しめる商品だと思います。
スマホについてくるアプリの自動編集等も優秀で、ちょっと手直しする前の元動画くらいまでは自動編集でも良いかなって感じでした。
実際、DJI Osmo Mobile 7Pで犬と超低山登山した動画は以下になります。ほぼジンバル使って撮影しています。写真等を別途足してる所はありますけどね。
なお、こむぎ(チワワ・犬)と登った超低山は福岡 糸島にある宮地岳・とっぺん展望台です。
昔行った時に詳しく紹介していますので、以下参考にされてください。