pixel 7pro カメラ性能レビュー
望遠レンズ付きのスマホが欲しくてpixel 6aからpixel 7pro(中古)に買い替えたのでカメラ性能をレビューしてみます。
Pixcel 6aとpixel 7proではカメラ性能に関しては以下の差異があります。
基本的には6aに対して広角カメラのセンサーサイズが大きくなりナチュラルなボケ味が良くなり、暗い所でのノイズなどが出にくくなるイメージです。
若干ですが広角、超広角レンズは6aより7proの方が画角が広くなっています。
最大の違いは、7proには光学5倍の望遠レンズを別途搭載しているので望遠側はかなり強くなっているイメージです。
■広角カメラ(6a ⇒ 7pro)
・ピクセル幅 1.4 μm ⇒ 1.2 μm
・絞り値 ƒ/1.7 ⇒ ƒ/1.85
・画角 77度 ⇒ 82度
・イメージ センサーのサイズ 1/2.55 インチ ⇒ 1/1.31 インチ
・超解像ズーム最大 7倍 ⇒ 光学レンズ 5倍 + 超解像ズーム最大 30倍■超広角カメラ(6a ⇒ 7pro)
・ピクセル幅 1.25 μm ⇒ 1.25 μm
・絞り値 ƒ/2.2 ⇒ ƒ/2.2
・画角 114度 ⇒ 125.8度
・レンズ補正 ⇒ レンズ補正■望遠カメラ(7proのみ)
・ピクセル幅 0.7 μm
・絞り値 ƒ/3.5
・画角 20.6°
・光学ズーム 5 倍
・超解像ズーム最大 30 倍
2025年6月現在でPixel 7pro 中古の価格はかなり下がってきています。4万前後で狙える感じです。
自分の場合、256GBのストレージモデルを中古で入手ですが、かなり綺麗な個体をクーポンが使えて4万で入手できました。
128GBモデルだと写真で溢れるので256GBを選べて良かったです(笑)
pixel 7pro カメラ性能レビュー【広角 超広角 望遠】
pixel 7proのカメラ性能レビューを兼ねてバイクツーリングへ出かけてみました。
超広角レンズ【0.5倍 35mm換算12mm】
同じ場所から撮影したpixel 7proの超広角レンズです。こちらも6aと明確に写りが違うってことを通常使用で差異を感じるほどではないです。
Pixel 6aが0.6倍の広角だったのに対しPixel 7proは0.5倍の広角になり、より広範囲が映り込むようになっています。
なおPixel 8aとかは0.5倍の広角になっています。
広角レンズ【1倍 35mm換算24mm】
広角レンズです。pixel 7Proはセンサーサイズは6aに比べ大きくなっており画素数的にも1220万画素から5000万画素にあがっています。
ただ晴れた晴天での撮影で通常使用において差異を感じるほどではないです。
暗い所で撮ると多少塗り絵感に差がでて7proの方が違和感がない抜けの良い写真で撮れています。
広角レンズ【2倍 35mm換算48mm】
2倍は光学的には1倍のレンズで撮影し、デジタルズームで2倍にしているようですが、十分綺麗で解像感もあります。
6aとそこまで差を感じることもないです。
望遠レンズ【5倍 35mm換算120mm】
同じ場所から撮影したpixel 7proの望遠レンズです。6aだと2倍くらいまでが通常使用に耐えられる写りでしたが、7proを流石に望遠用(5倍)の光学レンズを積んでるだけあって5倍は普通に使えています。
かなりの望遠になるので撮影時のスマホの微ブレが気になりますが光学式+電子式の手ぶれ補正が付いてるので撮影した写真ではブレはそれほど気にならないです。
センサーサイズが小さいからか、暗いとこの5倍はノイズがかなり厳しい感じではあります。
望遠レンズ【30倍 35mm換算720mm】
30倍は光学的には5倍のレンズで撮影し、デジタルズームで30倍にしているようです。
さすがに解像感は無くなっていますが、記録写真なら十分かと思われる写りです。
これだけ遠くに止まっている鳥(カラス)を、スマホでここまでアップにできるのは凄いですね!!
720mm域の望遠になるとカメラ用のレンズでもかなり高額になるので使えるだけでも価値があると思います。
光学望遠レンズの利点【圧縮効果】
広角レンズしかないと上のような写真は撮れますが、下の写真のように被写体と背景との距離を圧縮したような写真を撮れなかったです。
望遠レンズ(5倍)があることで、バイクツーリングなどでも圧縮効果の効いた写真をスマホで撮れて便利が良くなりました。
マクロ撮影【最短撮影距離】
Pixel 6aや8aとの違いを感じたのが最短撮影距離です。
Pixel 7proはカメラ近づけると自動的にマクロモードが有効になって今まで寄れなかった距離まで被写体に寄れます。
上が通常の広角カメラで、下が超広角カメラで撮影しています。
10円だまよりちょっと大きいくらいのペットボトルの印字にもピンと合わせられますね。超広角レンズでも寄れるので、面白い画角の写真が撮れそうです。
長時間露光【流れる滝を白い糸のように撮影】
カメラ撮影しているとPixel 6aや8aには無かった長時間露光とアクションパンってモードが7Proにはありました。
長時間露光を使うと下の写真のように簡単に流れる滝を白い糸のように見せた写真を撮ることが可能です。
このあたり、ちゃんとしたカメラ等を使わないと撮れないと思っていましたがスマホで手持ちで簡単に撮れちゃいますね(汗)
なお、アクションパンは動いてる被写体を追いかけると背景が流れて見える写真を簡単に撮るモードです。
動画撮影の違い【ぼかし 音声消しゴムマジック】
Pixel 8aに搭載されている動画の音声消しゴムマジックが付いていると最高なんですが、7proにはそれはついていません。
ただ、背景をぼかした動画を撮る「ぼかし」ってモードは7Pro側にしか無いです。
「ぼかし」もお試しで撮影してみました。犬の背景がボケてますが境界線は多少違和感ありますね(笑)
新しいスマホの設定完了
お試し撮りで、動画の背景ぼかしてみたけどジラ〜となるね#チワワ #犬好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/zzXOsWtlhA— こむぎの親 (@vfr800r2) June 20, 2025