Western Digital 8TB WD80EAAZのHDDを使用レビュー
写真や動画の保管、バックアップ用に速度は必要なく容量が欲しいので定期的に容量を増やして新しいHDDへ差し替えて使用しています。
今回はWestern DigitalのWD80EAAZ(8TB)を購入してWD40EZRZ(4TB 2018/12から使用)から差し替えました。
Western DigitalのWD80EAAZ(8TB)に3TBほどデータを移行して数日使用した状態ですが、ST6000DM003よりタイムラグ少なくアクセスできてる気がします。
音に関しては無音という事は無く多少アクセス音がしています。近年で新品購入したHDDにしては少し大きめの音かなと言う気はしていますが、異音とか煩いとか言うレベルでもないです。
なおWestern DigitalのWD40EZRZも6年使用していましたが、容量フルに近い状態で読み書きの速度低下は感じていましたが、特に異音等も無く問題無く使用できてました。
保管用のHDDとバックアップのHDDを「Western Digital WD80EAAZ(8TB)」と「Seagate ST6000DM003(6TB)」で構成します。
玄人志向 SSD/HDDスタンドへHDDの2枚挿しで利用し、このHDD間をBunBackupと言うソフトで定期的にバックアップさせてます。
念の為、SeagateとWestern Digitalでメーカー分けて何時も利用していますが、どちらも4-6年程度の定期交換の利用でアクセス不良等の問題は出たことはないです。
ただ個体差はありますがWestern Digitalの方が異音が出だすのは少ないような気がします。現在使っているSeagate ST6000DM003も最初は静かだったのですが1年半の利用で異音が大きくなりだしたのでCrystalDiskInfoでは正常ですが念の為「保管用HDD」をWD80EAAZにしてST6000DM003を「バックアップ用」にしてアクセス回数減らす方向で入れ替えました。
WD80EAAZ(8TB)とST6000DM003(6TB)を比較
CrystalDiskInfoを比較
CrystalDiskInfoで情報の比較です。回転数がWD80EAAZは一般的な5400rpmのHDDより少し早い5640rpmです。なおWestern Digitalも6TBまでは5400rpmです。
諸元を比較
書き込み方式がWD80EAAZがCMR方式で、ST6000DM003がSMR方式になっています。
基本的にはSMRよりCMRの方がパフォーマンス低下が少なく性能的にもすぐれています。製造コスト的にはSMRの方が安く作れます。
SMRは再書き込み等の少ないバックアップ用などの用途に利用するの場合は問題ありませんが、再書き込み等が多い場合はSMRはブロック単位に書き込みとなるため、同ブロック内に対象でないデータがある場合は対象外データも上書きする必要あり、手間が増え性能的にも劣ってきます。
メーカー | Western Digital | Seagate |
型番 | WD80EAAZ | ST6000DM003 |
容量 | 8TB | 6TB |
インタフェース | SATA | SATA |
回転数 | 5640rpm | 5400rpm |
キャッシュ | 256M | 256M |
書き込み方式 | CMR | SMR |
重量 | 610g | 750g |
最新の価格は以下を参照してください。自分はAmazonのプライム感謝祭で1.5万程度でWD80EAAZが購入できSeagateより安くCMR方式のHDDを購入できました。
同じ値段でSMR方式とCMR方式のHDDが売られているなら用途が縛られないCMR方式が良いと考えます。
CrystalDiskMarkを比較
両ドライブ共に3TBほど書き込んだ状態ですが、大きな連続データのアクセス(SEQ項目)でもWD80EAAZの方が実測では2割程度読み込み、書き込みも早そうです。
ほぼ空の状態の時のST6000DM003は、180MB/s程度はでていたので、それでも1割程度はWD80EAAZの方が早そうです。
小さな不規則なデータのアクセス(RND項目)では、書き込みに関してはWD80EAAZの圧勝です。
回転数や書き込み方式の特性などで性能差がでているのかなと推測します。
HDD増設・交換時のWindows11での初期化方法
HDD増設・交換時のWindows11での初期化方法に関しては、以下を参照してください。