XF60mm F2.4 R Macro 撮影レビュー
XF60mmF2.4 R Macroです。2012年に発売されたレンズで既に13年経過しています。
ハーフマクロと言うことで購入を見送っていましたが、安値で中古が出ていたので不要なレンズを処分して中古を買ってみました。
コンパクトな作りでレンズフードは長いですがレンズ本体は手の平に載っている部分のみです。
ファームは3.11(現在3.13)でしたが、撮影時はそのまま利用しています。
XF60mmF2.4 R Macroの最新価格等は以下を参照ください。
花を撮影レビュー【ボケ味 最短撮影距離】
マクロレンズと言うことで、まずは被写体になることが多い花から撮ってみました。
黄色いメランポジュームにシジミチョウが2匹ちょうど止まってくれてました。
35mm換算で90mmとマクロとしては程よい中望遠で使いやすいです。
被写体深度はかなり浅いですカミソリマクロって感じのキレとボケ味ですね!(笑)前ボケも後ろボケもふわーっとしてて好みです。
【F2.4 1/2200S ISO200 露出補正0】
最短撮影距離は26.7cmでハーフマクロとはいえ、小さなセンニチコウとシジミチョウをここまでのアップで撮れるので案外ハーフマクロで撮りたい物は撮れそうな気がしてきました。
ただAFは遅くギーコギーコなるので、無頓着なシジミチョウで無いとここまで寄れないと思います(笑)
【F2.4 1/1250S ISO200 露出補正0】
野菜を撮影レビュー【ボケ味 絞り】
雨上がりの家庭菜園の野菜をXF60mm Macroで撮影してみました。
水滴に囲まれたトマトやキュウリや、ツルムラサキの葉のツヤ感が良い感じに撮影できました。
ただ、AFは迷うし露出も安定しなかったので、簡単には撮れません。その辺もふまえて味のあるレンズと思って使える人向きと思います(笑)
撮れている写真は、ご覧の感じで被写体はピンポイントにキレより写り、前後はふわーっと柔らかい雰囲気のある写真が撮れるので個人的には気に入りましたよ!
手持ちのカメラ本体だとX-T2よりは、X-T30で使っている方が少しだけ安定したAF等になっているような気がします。
【F2.4 1/500S ISO200 露出補正+1】
【F4.0 1/340S ISO200 露出補正+1】
【F2.4 1/1700S ISO200 露出補正0】
絞りを変えて撮影してみました。
上がF4.0で下がF8.0で唐辛子を撮っています。マクロ撮影なので被写体深度が浅く、そこまで大きな違いはボケ味含めて無いように思えました。
犬を撮影レビュー【ポートレート】
基本的にAFが遅いので動いている犬、ペットをこのレンズで追いかけるのは厳しいとは思います。
ただある程度離れるとAFは割と迷わなくなる気がします。マクロの時は、合ってくれないからMFの方が早いとか、身体前後させて最終的にピンを合わせするとかありましたが・・・
じっと大人しい犬やペットだと、ご覧の感じでふわ~っとした感じが、とても雰囲気良く撮れてポートレートにも向いたレンズだと思います。
露出補正して明るく撮ってますが光の演出、表現が、とても良い感じのレンズですね。
【F4.0 1/80S ISO200 露出補正+1】
【F4.0 1/140S ISO200 露出補正+1】
XF60mmF2.4 R Macroの最新価格等は以下を参照ください。