Windows11で消しゴムマジックの使用方法【Windowsフォトとgoogleフォトの削除結果を比較】

Windows11で消しゴムマジックの使用方法【Windowsフォトとgoogleフォトの削除結果を比較】 バックアップ・PC関連
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Windows11 消しゴムマジックの使用方法【Windowsフォト】

Windows11 消しゴムマジック(消去AI)の使用方法を説明していきます。

エクスプローラで画像ファイルを選択し、右クリックのメニューから「フォトで編集」でWindowsフォトを起動します。

windows11 消しゴムマジックの使用方法 起動方法

 

赤丸の消去AIをクリックすると、削除対象を選択するモードにマウスカーソルが変わります。

基本的な使い方は、あとはgoogleフォトと同じですね!

windows11 消しゴムマジックの使用方法【windowsフォト】

 

写真の白いマウスをマスクして削除してみました。

下の写真のように消えましたよ!

windows11 消しゴムマジックの使用方法【windowsフォト】 削除対象をマスク

windows11 消しゴムマジックの使用方法【windowsフォト】 削除結果

 

Windowsフォトとgoogleフォトの削除結果を比較

Windowsフォトで消すと多少消したオブジェクトの情報を引きずっている感じがして、完全に生成画像に置換されてるって面ではgoogleフォトより弱い気がしています。

出来栄えだとgoogleフォトの方が良いと思いますが、初期の頃の「googleフォトの消しゴムマジック」よりはWindowsフォトの方が既に出来が良いと個人的には思います!

これからWindowsフォトの消去AIも生成AIのアルゴリズムが改善されて行くのではと思いますよ!写真をPCで管理している人には利便性は格段にあがって便利が良くなりましたね!(笑)

 

ある程度大きなオブジェクトを削除で比較

PCの横にあるマウスを消してみます。googleフォトで消した方はまったく違和感無しですが、Windowsフォトはマウスの色合いに引っ張られてるのか白色混じりの床板になってしまいました(汗)

【元画像 赤丸が削除対象】

元画像 赤丸が削除対象

 

【Windowsフォト マウス削除 消しゴムマジック結果】

windowsフォトとgoogleフォトの削除結果を比較 windowsフォトで削除した結果

 

【googleフォト マウス削除 消しゴムマジック結果】

windowsフォトとgoogleフォトの削除結果を比較 googleフォトで削除した結果

 

背景の人を削除で比較

背景に写っている人を消してみます。このくらいの小さなオブジェクトで背景もパキとした明確な物で無ければgoogleフォトもWindowsフォトも差をそれほど感じないですね(笑)

【元画像 赤丸が削除対象】

元画像 赤丸が削除対象

 

【Windowsフォト 背景人物削除 消しゴムマジック結果】

windowsフォトとgoogleフォトの削除結果を比較 windowsフォトで削除した結果

 

【googleフォト 背景人物削除 消しゴムマジック結果】

windowsフォトとgoogleフォトの削除結果を比較 googleフォトで削除した結果

 

背景が花など明確な状態でオブジェクトを削除し比較

花の上に置かれた毬玉を消してみます。googleフォトは花を生成し置換しており違和感無しですね!Windowsフォトは雰囲気それっぽい模様を作って置換している感じで、ぱっと見は違和感ないけどじっくり見ればすぐ消した部分が判る感じです。

【元画像 赤丸が削除対象】

元画像 赤丸が削除対象

 

【Windowsフォト 毬玉削除 消しゴムマジック結果】

windowsフォトとgoogleフォトの削除結果を比較 windowsフォトで削除した結果

 

【googleフォト 毬玉削除 消しゴムマジック結果】

windowsフォトとgoogleフォトの削除結果を比較 googleフォトで削除した結果

 

Windowsフォトの消去AIが失敗する原因

実際に使ってみると、Windowsフォトの消しゴムマジックは「うまく消える写真」と「なかなか自然に消えない写真」があります。
これはツールの性能だけでなく、写真そのものの特徴も大きく影響しています。

▼ Windowsフォトで失敗しやすいケース

  • 背景が明確(構造物や花などの生成AIが必要なパターン)
  • 削除する部分が大きすぎる

 

なぜGoogleフォトの消しゴムが強いのか?【技術的な違い】

Googleフォトの消しゴムは、初期の頃から「自然に消える」と評判でしたが、理由は以下のAI技術の違いにあります。

  • Googleは画像全体の背景構造を理解して補完するAI(Inpainting)を採用
  • 周囲のパターンを学習し、適切なテクスチャを生成する
  • 削除後の境界線をAIが自動で馴染ませる(ブレンド処理)

一方、Windowsフォトも近年「生成AI消しゴム」を搭載し進化していますが、GoogleフォトのAIは膨大なデータセットでの学習量が圧倒的です。

そのため、複雑な背景の推測や境界線の自然さにおいては、依然としてGoogleフォトに分があります。

比較項目 Googleフォト (Google One / Pixel) Windowsフォト (2025年時点)
AIモデルの強さ 世界中の膨大な画像データで学習しており、複雑な背景(群衆、複雑な幾何学模様)の推測能力が圧倒的に高い。 AI機能は搭載されたが、学習データの量や生成の「もっともらしさ」でGoogleに一歩譲ることが多い。
処理の仕組み 主にクラウド上の強力なサーバー(またはPixelのTensorチップ)で高度な演算を行う。 デバイス(PC)のスペックに依存する部分があり、処理の深さより速度や軽さを重視する傾向がある。
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