X-T20とX-T1/X-T10を比較
X-T1使いの自分ですが、X-T2を購入しようか迷ってましたが、X-T10の使い心地が良かったので、X-T20が発売されるのを待っていました。
X-T20のスペックが1/19に正式発表されましたので、X-T10、X-T1のスペックを比較してみました。
X-T20ではX-T10の最大の泣き所であった連写バッファの少なさが改善され、8コマ秒でJPEG62枚も撮れ個人的にはこれだけのバッファがあれば十分になりました。またAFもX-T2で採用された新AFが入ったみたいで、プリセットされた様々な動きに対応したAF-Cが組み込まれてます。また連写時のブラックアウト時間も大幅短縮されてますのでEVFで動体を追うのも実用的になっています。X-T1はFW4.0以降でAF-Cで動体をかなり追えるAF性能ではあったのですが、連写でのEVFのブラックアウト時間が長く不規則な動きの動体はEVFで追えませんでした。これでかなり実用的に動体を撮影できると思います。X-T2を試用したときも、この点はX-T1から、かなり改善して良いと感じてましたので、X-T20にも採用されて良かったです。
X-T1からですと、防塵防滴とファインダー、若干の操作性程度で、その他はX-T20の方が上になってます。自分はたぶんX-T20を買い増ししてしまうと思います。X-T20の発売は2月下旬とのことです。
X-T2とX-T20の比較した場合、防塵防滴とファインダー、連写バッファ、メカニカルシャッター(X-T2は1/8000秒まで)、SDカード2枚差しがX-T2が上です。若干の操作性も差異(X-T2はショイスティックがあって、X-T20はタッチパネル)がありと言うとこです。
実勢価格がX-T20が10万ちょっとくらいで発売されましたので、現状のX-T2が15万程度ですので、5万円の差を考えるとかなりX-T20頑張ってコストパフォーマンスのよい価格設定だなと感じます。
プロ仕様でタフで堅牢な使い方をするならX-T2ですが、ハイアマレベルやサブ機までならX-T20はX-T1やX-T10から乗り換えするるのにも、とてもよいカメラと思います。
以下比較表です。
製品名 | X-T20 | X-T10 | X-T1 | コメント |
センサー | 2430万画素 X-Trans CMOSⅢセンサー |
1630万画素 X-Trans CMOSⅡセンサー |
1630万画素 X-Trans CMOSⅡセンサー |
・元々解像度高いX-Transセンサーが更にパワーUP |
撮影感度 | AUTO1-3 ISO200-12800 |
AUTO ISO200-6400 |
AUTO ISO200-6400 |
・ISO感度向上してます。 |
AF/連写 | 91エリア選択 8コマ秒(JPEG:62枚、RAW25枚) 5コマ秒(JPEG:68枚、RAW28枚) |
49エリア選択 8コマ秒(JPEG:8枚) 3コマ秒(SDカードいっぱいまで) |
49エリア選択 8コマ秒(JPEG:47枚) 3コマ秒(SDカードいっぱいまで) |
・X-T20は電子シャッター時は14コマ秒も可能です。 ・X-T1より連写が効くのは嬉しい限り。 ・AFもX-T20と同じ新システムのAFで動体に強くなってます。 |
シャッタースピード | 4秒~1/4000秒(電子シャッターは1/32000秒まで) | 4秒~1/4000秒(電子シャッターは1/32000秒まで) | 4秒~1/4000秒(電子シャッターは1/32000秒まで) | |
露出補正 | +-5EV | +-3EV | +-3EV | |
フラッシュ | 内蔵 | 内蔵 | 外付け | 内蔵フラッシュはあるとやはり便利です。 |
ファインダー | 0.39型 236万ドット 0.62倍 |
0.39型 236万ドット 0.62倍 |
0.5型 236万ドット 0.77倍 |
EVFはX-T10と同じかな? |
液晶モニタ | 3型 104万ドット タッチパネル式 チルド式 |
3型 92万ドット チルド式 |
3型 104万ドット チルド式 |
液晶モニタは画層数あがってタッチパネルになってるので扱い安くなってます。 |
起動時間 | 約0.4秒 | 約1.0秒 | 約1.0秒 | かなり早くなりますね。 |
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