EOS KISS X6iの運動会利用について
EOS KISS X6iを運動会で使用してみました。X7iも連写、AFに関しては変更が入っていないので
参考になるかと思います。
個人情報等々あり紹介できる写真がありませんが、EOS KISS X6iを運動会で使用した感じを
紹介しときます。
被写体は、年長組の幼児で、グランドは小学校のグランドです。
使用レンズはTAMRON 70-300mm VC(A005)です。
EOS KISS X6iのAF性能について
AFについて、EOS 60Dまでのミドルクラスの一眼レフカメラと同じ9点クロスセンサーのAFが使用されていますので
追随性については、概ね問題ありませんでした。
AIサーボを、かけっこ(徒競走)、障害物競争などで利用しましたが、正面から子供が走ってくるシーンは、ほぼピントを
外すことはなかったです。
コーナーを曲がって走ってくとこは、ややピントが甘くなるシーンもありましたが、概ねOKかな。
望遠で対角線上のグランドを横に走っていくシーンも良い感じで撮れてました。
EOS KISS X6iの連写性能について
連写に関しては、やはり入門機と言うことで、バッファが不足してシャッターが切れなくなりました。
EOS KISS X6iはRAWで6枚、LサイズのJPEGで22枚連写可能です。
コマ速は秒間5コマと、自分的には十分でしたが、あとで加工しやすいようにRAWで撮っとこうと
設定していたのですが、これだと1秒弱で連写できなくなってしまいます。
徒競走は良かったのですが、障害物競走で飛びばこ飛んで、平均台の途中でバッファ切れになってしまいました。
ミドルクラスのEOS 60Dであれば、RAWで16枚、LサイズのJPEGで58枚連写可能で、これくらいあれば
運動会レベルだと連写を気にせず撮れるかなと思います。たしかに去年はEOS40D使っていたのですが
連写で気を使うことはなったです。
EOS KISS X6iでもJPEGで撮れば、ほぼ気にせずに連写可能かと思いますが、白組だったもので
アンダーで映るだろうから、あとで適当に露出補正できるRAWのが便利と思ったんですよね。
JPEGで撮られる場合、白組だとアンダー傾向になると思いますので、プラス補正かけて撮ると良いと
思いますよ。
総評
KISS X6iはX7iに比べて中古市場でかなり安く入手でき、性能差はほぼないので、
コストパフォーマンス的に良いカメラと思います。
中古価格帯で言うとEOS 50Dの方が若干安く仕入れられるかと思いますので、運動会だけ考えれば
それもイイかなと思います。
自分はEOS 5DMk2のサブ機として仕入れる関係もあり、50D等より軽量で使い分け安いKISSを入手しています。
なお、KISSを選ぶのであればX6i以降が運動会には向いてます。KISS X5までは、連写もAFも性能的に
かなり劣ります。