「Recotte Studio」をレビュー
株式会社AHSが9月24日に正式販売予定の「Recotte Studio」の体験版をお試ししてみました。
一番気になったのはマシンスペックです。以下が推奨スペックになってます。
・HD映像 + 3Dモデル編集時
■OS
Windows 10(64bitのみ)
※Windowsの最新アップデートを適用してください。
■CPU
Intel Core i7-6700K 以上推奨
※passmrk 11090
■メモリ
16GB以上推奨
■ビデオ
NVIDIA GeForce GTX 1060以上推奨
※HD映像編集とは画素数(1280×720)720p以上の映像編集を指します。
※フルHD(1920×1080)1080p以上の高画質映像を編集するには、より高いスペックが推奨されます。
自分のマシンはだいぶ古くなったノートPCですので、スペックは以下です。
CPUも4コア8スレッドですが、推奨CPUの30%落ちくらいの性能ですし、ビデオもCPUの内蔵GPUです。
■OS
Windows 10(64bit)
■CPU
Intel Corei7-4722HQ
※passmrk 8052
■メモリ
16GB(8G X 2枚)
■ビデオ
インテル® HD グラフィックス 4600(内蔵GPU)
「Recotte Studio」の操作感・レビュー
果たして動くのかと思いつつ、Recotte StudioでフルHD(60FPS)の元動画を編集しつつ、3Dキャラクターも使用して編集してみました。
触ってる感じ、固まったりもっさりすることもなく、案外さくさく動きます。
相性が良かったのか?なんら操作にストレスは感じませんでした。やったのは以下のような操作です。
PowerDirector 11(かなり古い)も使っていますが、それよりはさくさく操作できました。
・複数動画をタイムラインに並べて、適当にカット
・3Dのキャラクターを設定して、動作を設定
・テキストのコメントを入れと、VOICEROID2との連携
・3Dキャラクタの差し替え
・音量調整等
・BGMを別レイヤーで差し込み(レイヤー追加)
・エフェクト設定
ただ、自分の環境のせいか判りませんが、別レイヤーでBGMを入れて、キャラクターの人工音声も入れるとノイズが入るときがあります。
その他、簡単・お手軽にアフレコ入れて・キャラ入れて・人工音声入れてとかやりたい方には便利なTOOLと思います。
本格的に細かい設定したい方には向かないですが、簡単にってとこに重きをおいたソフトだと思います。
「Recotte Studio」で動画出力
編集が終わったファイルを以下のフルHDのMP4で出力してみます。
少し時間はかかるものの、フルHD動画の出力時間としては普通な感じでした。(個人の感覚)
「Recotte Studio」+「VOICEROID2 紲星あかり」で作成した動画
できあがった動画が、こちらです。VOICEROID2との連携も簡単ですし、良い感じに簡単にできるもんですね。
技術の進歩があれば、編集や人工音声のアフレコも簡単にできるもんですね!
ちなみにある程度、動画編集等の経験あれば20-30分くらいで、この程度の動画ができるかな?と思います。
2020/09/24販売されてます。最新の価格などは以下参照ください。確認した時点では値段だけだとAmazonのDL版が安そうに見えてました。
またキャラクター毎に商用利用の規約があります。
「弦巻マキ」や「桜乃そら」のキャラクターは商用利用も可能なようです。
金銭を貰わない個人利用やスポンサー企業と提携しない動画作成などは、ある程度他のキャラクターも使用可能のようです。
キャラクター毎の使用条件か微妙に異なるようだったので、ここでは明言しませんが株式会社AHS WEB等や関連サイトの確認をお願いします。
なお「紲星あかり」は、個人が非営利な作品利用することや、企業と提携しない使い方であればブログ、SNS等での利用も問題ない旨、個別に確認しております。